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石の上にも3年

おかんの耳が年々遠くなってきている。

普通の声では、会話にならず、大声が必要になる。

補聴器があるので、つけるようにいうが、耳に長く入れていると違和感があり、汗ばんだりもして、長くつけるのが嫌だと言う。

なんでもそうだが、今までやらなかった事をやると人間は、拒絶反応を起こす。それは至って普通な事で違和感を感じない方がむしろおかしな事である。

違和感があるからとすぐにやめるといつまでも違和感が消える事はない。違和感をなるべく無くす工夫は必要だが、あとは、慣れるしかない。人間は、あらゆる環境に順応する能力が優れているので必ず慣れる。

慣れるまでは、耐えると言うことが必要になる。

冷たい石の上に座ると最初は、ケツが冷たい。すぐに跳ね上がり、また座るとまた冷たい。

じっと我慢しているとだんだんケツの体温が石を温めて、冷たくなくなり居心地がよくなると言うことわざ「石の上にも3年」

忍耐、我慢という昭和の根性の美徳は、パワハラ扱いされるご時世のようだが、この根性がある人間は、強い。

おかんにも教えてあげたら、笑ってはったが、来週は、なるべく違和感の少ない最高の補聴器を作りに補聴器専門店へ連れてゆく。

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